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新型インフルエンザ 感染力
新型インフルエンザとは、従来は鳥類などの間で感染をしていたインフルエンザウイルスが、
何らかの変異を起こして人間に入り込み、さらにそれが人間の中でも感染するようになったものです。
新型インフルエンザについては、まだ解明されていない点が多いのが現状です。
本来、鳥類などの動物と人間という異種間では、ウイルスが細胞にとりつくための受容体も異なるため、
感染することはありませんでした。
しかし、今回は鳥インフルエンザウイルスが何らかの変異により人間に入り込むことができて、
人間の体内でさらに変異をして人間から人間への感染が起こるようになったのです。
人間の体にとっては未知のウイルスで抗体もほとんど存在しないことも、
新型インフルエンザの感染力を強める要因であると言えるでしょう。
新型インフルエンザは、1人が感染すると3.1人に感染するという推計値が出ています。
季節性のインフルエンザの場合には「1人が感染→2人」、感染力が強いと言われる麻疹さえ
「1人が感染→3人未満」なので、この新型インフルエンザの感染力の強さが分かります。
新型インフルエンザ 症状
ほとんどの場合、新型インフルエンザの症状は、従来のインフルエンザの症状と大きく異なる点はありません。
特に初期症状においては、38℃以上の急な高熱や関節・筋肉の痛み、頭痛など、ほぼ同様です。
また経過に伴い、鼻水・くしゃみ・咳などもあらわれてきます。
ただし新型インフルエンザの患者の中には、これらの症状の他に
下痢・嘔吐・腹痛・胸痛・鼻出血・歯肉出血がみられたケースもあるようです。
また早い段階で肺炎や呼吸困難などを起こして、急激に悪化した例もあります。
まだ明確に解明されてはいませんが、新型インフルエンザ特有の症状である可能性もあると言えるでしょう。
新型インフルエンザ 感染経路
新型インフルエンザは、2009年4月にメキシコで感染拡大が報告され、
その後は日本においても感染が広がってきています。
感染経路は、従来からある季節性インフルエンザと同じで、飛沫感染と接触感染の2つが主なものです。
飛沫感染とは、感染者が咳やくしゃみでとばした飛沫を吸い込んで、その中に含まれるウイルスが
粘膜に付着することで感染することです。咳やくしゃみをすると、飛沫は1〜2メートルも飛んでいくそうです。
接触感染とは、感染者がウイルスが付着した手で周囲のものに触れることで、あちこちにウイルスが付着し、
それによってさらに感染するものです。
感染者から物に付着したウイルスは、24時間もの間、生きていることもあるそうです。
いずれの場合も、身近な環境で感染するので、普段からマスクを着用したりして防護することも大切です。
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